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読みたかった本『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』が発売されたので早速amazonで取り寄せ

雑誌以外で紙の本を買うのは久しぶりです。届いてページを開いたら
やめられない、とまらない。結構なボリュームも気にならずイッキに読み終えました。

我々の世代の落合博満のイメージといえば選手時代の3度の三冠王、そして『オレ流』で表わされる言動で周りに決して流されない我が道をいく求道者 といったイメージでした。
その落合が引退後、解説者を経て中日の監督になる、と聞いたとき
現役時代の一匹狼のイメージから
『うまくいくわけがない』
そう思っていた人は私だけではなかったはずです。
しかし監督1年目からリーグ優勝。在任8年間でリーグ優勝4回、日本シリーズ出場5回、日本一1回、Bクラス0回という歴代中日監督で最高の成績を収めました。
いったいどうやってこのような実績を作り上げたのか、ずっと疑問に思っていたのです。

読後の感想は『「優勝する」という成果を通じて選手個人の価値を最大限に高めていこうとする監督 落合博満の姿に現役時代からの独特な言動の意味を再認識した。』というものでした。
野球選手は契約書で結ばれた個人事業主という自覚を持つべき 
という哲学のもと、コーチに至るまで一切の私情を廃し、
ただ優勝するためにだけチームは存在する
という理念のもと一丸となって取り組もうとしてきたことがこのような結果に結びついたんだと思います。私自身、経営者として 関わってくれている人たちにどのように関わっていったらいいのか、最近特にずっと悩み考えていることだったのでとても刺激になりました。

川崎の開幕投手抜擢、日本シリーズ完全試合目前でのリリーフ交代、アライバのコンバートなど監督・落合らしいエピソードの真相も面白いので興味がある方はぜひ読んでみてください。おすすめします。

もう一つおすすめ

longride.jp/minamata/

久しぶりにアリオでみました。水俣病の実態を世界に伝えたユージン・スミスの実話もの。ジョニー・デップ、真田広之、國村隼らの演技が素晴らしい、ロケ地がセルビアということでしたがストーリーを邪魔するほどの違和感もなくいい映画でした。